『マジック:ザ・ギャザリング』がリアルタイム戦略対戦ゲームに!? 『マジック:マナストライク』は新たなeスポーツとなるか

取得元:http://www.appbank.net/2020/01/30/iphone-application/1850052.php

『マジック:ザ・ギャザリング』のキャラたちが登場する新作ゲーム『マジック:マナストライク』先行プレイレビュー!

ネットマーブル最新作『マジック:マナストライク』を先行プレイ


ネットマーブルジャパンより、最新作『マジック:マナストライク』が1月29日にリリースされました。

『マジック:マナストライク』は、カードゲームとして有名な『マジック:ザ・ギャザリング』のキャラたちが登場するリアルタイム戦略対戦ゲームです。

一見するとカードゲームのような本作ですが、その中身はリアルタイムの状況判断がバトルの流れを左右する戦略ゲームです。

一体どのようなゲームシステムなのか? 先行プレイさせて貰ったので、サクッと紹介していきます。

相手より多くのガーディアンを破壊せよ!

『マジック:マナストライク』は、対戦相手の領域にある3体の【ガーディアン】を相手より多く破壊すれば勝ちというルールです。


手元の【カード】から【クリーチャー】を召喚し、相手領域に攻め込ませます。

そして一番奥にある【ガーディアン】を破壊するか、制限時間内に相手よりも【ガーディアン】を破壊すればゲーム勝利となります。

スマホの対戦ゲームのなかで流行りとなりつつあるゲームシステムのため、知っている人ならすぐにでも遊べるゲームシステムとなっています。

ゲームの流れ

『マジック:マナストライク』のゲーム画面はこんな感じです。


左側が自分の領域で、右側が相手の領域です。1試合の時間(3分間)のうちに一番奥の【ガーディアン】を破壊するか、上下にある【ガーディアン】のうちどちらかを相手よりも多く破壊していれば勝ちとなります。

【ガーディアン】の破壊には【クリーチャー】を召喚します。

画面下部の【デッキ】から【カード】を自分の領域内にスワイプすることで、【クリーチャー】を召喚できます。


【クリーチャー】の召喚には時間経過で貯まる【マナ】が必要なため、【デッキ】にあるすべての【クリーチャー】を一度に召喚できるわけではありません。

そのため相手の戦略を読み、どこに、どのタイミングで、どんな【クリーチャー】を召喚するのかが重要です。

また、試合の残り時間が1分を切るとゲームタイトルと同じ【マナストライク】が始まり、【マナ】の貯まる速度が上がります。

このため、残り時間1分を切るとより多くの【クリーチャー】を召喚できるようになり、試合展開が激しいものになります。

プレインズウォーカーがゲームの鍵を握る!

それでは、『マジック:マナストライク』は同様のほかのゲームとどう違うのでしょうか?

一番の大きな違いは【プレインズウォーカー】の存在です。


【クリーチャー】を召喚するには、通常だと時間経過に応じて貯まっていく【マナ】が必要です。

しかし、【プレインズウォーカー】は【マナ】を消費せずに召喚できます。1試合に3回しか召喚できない*という制限はあるものの、【マナ】の上限を超えた戦力を場に送り出すことができます。

*1月29日に配信された正式リリース版では、プレインズウォーカーの召喚数は1マッチにつき最初に配られるカードの3回に加え、サブガーディアンを破壊するごとに1回追加されるようになりました(最大2回)。さらに残り時間が1分(マナストライク)になると、召喚数が1回追加されます。つまり、1マッチで最大6回プレインズウォーカーを召喚でき、より攻撃的でスピーディな戦闘が楽しめるようになりました。

【プレインズウォーカー】は召喚時に敵の【クリーチャー】を攻撃したり、味方の【クリーチャー】を強化したり、ほかの【クリーチャー】を召喚したりといった能力を持っており、それらを使って戦況を有利にできます。


さらに通常は【クリーチャー】を召喚できるのは自陣のみですが、【プレインズウォーカー】を召喚するとその周りにも【クリーチャー】を召喚することができます。



つまり【プレインズウォーカー】を召喚し、その【プレインズウォーカー】が相手領域の深くまで攻め込んでいると、相手の【ガーディアン】のすぐ近くに【クリーチャー】を召喚できるわけです。

これにより【プレインズウォーカー】とともに攻めているときは、相手の【ガーディアン】に対して大ダメージを期待できます。一方で相手側もそのことを理解しているため、素早くこちらの【プレインズウォーカー】を倒そうとしてくるでしょう。

自分の【プレインズウォーカー】をいつ召喚するのか、召喚後にどうやって守るのか、相手領域にどんな【クリーチャー】を召喚するのか、さまざまな駆け引きが楽しめます。

この【プレインズウォーカー】の存在が、『マジック:マナストライク』とほかのゲームの大きな違いと言えます。

なにより【プレインズウォーカー】は『マジック:ザ・ギャザリング』のキャラクターのため、『マジック:ザ・ギャザリング』プレイヤーにはたまらないことでしょう。

カードの入手方法

【クリーチャー】を召喚するための【カード】は、対戦後にもらえる【バトル報酬】ポイントを貯めることで引ける【カードパック】から入手できます。



【バトル報酬】としての【カードパック】は5つ用意されており、すべて引くとまた新しい【カードパック】が配られます。


【カード】を入手するために課金や時間経過などは必要なく、遊べば遊ぶだけ【カードパック】から【カード】を入手できるのも『マジック:マナストライク』の魅力です。

もちろんプレイしている時間がなかったり、もっと多くのカードを入手したりしたい場合は【ショップ】から購入することもできます。


この【ショップ】では対戦の報酬や【カードパック】から入手できる【ゴールド】を使って、特定の【カード】や【プレインズウォーカー】を購入できます。


とくに【プレインズウォーカー】は【ショップ】での購入によって増やせるので、【ゴールド】は大事に貯めておきましょう。


【プレインズウォーカー】ごとに使用できるカードが異なる

また、【プレインズウォーカー】には白、青、黒、赤、緑の【マナ】が設定されており、この【マナ】によって使用できる【カード】が異なります。



【マナ】の色によって【クリーチャー】に直接ダメージを与えたり、【クリーチャー】の能力を強化したり、相手の【クリーチャー】を弱体化させたりといった特徴を持つ【カード】が多くなります。

【デッキ】は誰でも編成できる無印の【カード】と、それぞれの【マナ】の色の【カード】で編成するため、相手の【プレインズウォーカー】によっては戦略を大きく変える必要もあるでしょう。


さまざまなルールのイベントも

そのほかプレイヤーのランクが上がるとイベントとして、【シールドデッキ】、【スタンダード】、【ドラフト】といったゲームルールも追加されます。

シールドデッキ


シールドデッキはランダムに与えられた【プレインズウォーカー】5枚と【カード】25枚を使ってデッキを編成してバトルに挑むモードです。

スタンダード


スタンダードは自分のデッキで戦うモードです。

ただし、【プレインズウォーカー】、【ガーディアン】、【カード】のレベルが6を超えないように調整されます。

つまりレベル上限があるため、多くの人が対等に戦えるルールです。大会などで使われるモードになると思われます。

ドラフト


ドラフトは自分が使用する【カード】と、相手に渡す【カード】を選んで戦うモードです。

ドラフトデッキは全部で9枚のカードを使用します。

自分が使う【カード】、相手が使う【カード】がわかっているなかでのバトルのため、知識と戦略がゲームを左右することでしょう。

国別でチーム対抗戦も?

『マジック:マナストライク』では、プレイヤーのランクが3以上になると【チーム】の作成や所属ができるようになります。


面白いのはこの【チーム】に国籍を指定する点です。


【チーム】内ではチャットのほか、自由に戦う【フリーバトル】、チームメイトからカードを貰える【カードリクエスト】、チームメイトのみで購入できる【チームショップ】があります。

国籍を指定することで【チーム】には同じ国の人間が集まるため交流しやすく、自分の【デッキ】強化や戦略の研究ができやすくなっています。

この【チーム】を使ったeスポーツ大会なども将来的にはあるかもしれません。

短時間でサクサク遊べておすすめ

リリースされたばかりの『マジック:マナストライク』ですが、やはりおすすめしたいのは『マジック:ザ・ギャザリング』好き、そして対戦ゲーム好きのガチ勢です。

『マジック:ザ・ギャザリング』好きにおすすめする理由は【プレインズウォーカー】の存在です。様々な【プレインズウォーカー】たちをリアルタイムで動かせるのは『マジック:ザ・ギャザリング』のプレイヤーには魅力的でしょう。

そして対戦ゲーム好きにおすすめするのは、サクサク遊べるところです。1試合3分間の時間制限がありますが、けっこうあっさりと決着がつくことが多いです。

マナ上限を超えて召喚できる【プレインズウォーカー】と、【プレインズウォーカー】のまわりに【クリーチャー】を召喚できるというルールがゲームの流れを速いものにしています。

とくにカウンターで【プレインズウォーカー】に自陣に侵入された場合、手元の【マナ】を注ぎ込んでも【ガーディアン】を守れないことがしばしばあります。というかかなりゲーム展開に響きます。


始まったばかりのゲームということも考えると、リアルタイム戦略対戦ゲームに慣れている人は無双できるんじゃないでしょうか?

『マジック:ザ・ギャザリング』好き、対戦ゲーム好きの方はまずはダウンロードして遊んでみましょう。

公式サイト:Magic: ManaStrike – Netmarble

マジック: マナストライク ・販売元: Netmarble Corporation
・掲載時のDL価格: 無料
・カテゴリ: ゲーム
・容量: 272.0 MB
・バージョン: 1.2.0
※容量は最大時のもの。機種などの条件により小さくなる場合があります。

※ゲーム画面は開発中のものです。
TM & (c) 2020 Wizards of the Coast LLC. (c) Netmarble Corp.& Netmarble Monster Inc. 2020 All Rights Reserved.

 

関連記事:

    None Found