Appleが『watchOS 7』で追加される新機能を発表しました。
『watchOS 7』で追加される新機能とは?
Appleは、6月23日に開催した「WWDC20」にて『Apple Watch』用の新しいOS『watchOS 7』を発表しました。
『watchOS 7』では睡眠トラッキング機能、アクティビティアプリのフィットネスへの切り替え、フェイス画面のシェア機能などが追加されます。
1.睡眠トラッキング機能
『watchOS 7』では、『Apple Watch』に睡眠トラッキング機能が追加されます。
呼吸をベースにした睡眠時間の記録、毎日の睡眠時間(昼寝ふくむ)の視覚化、寝る前のルーチンワークの案内(『iPhone』の画面を暗くしたり、瞑想アプリを立ち上げたり、BGMを流したりといったことが自動化)などが行われます。
また、目覚ましアラームを振動のみに設定することもできます。
2.アクティビティの名前がフィットネスになり、ダンス追加
『watchOS 7』では新しいワークアウトとして「ダンス」が追加されます。
心拍センサーや加速度センサー、ジャイロスコープを使ってダンスの種類に応じて消費カロリー量をキャプチャしてくれます。
また、『Activity』アプリの名前も『Fitness』に変更されます。
3.ウォッチフェイスの共有が可能に
『watchOS 7』では『Apple Watch』のウォッチフェイス(文字盤)を作るコンプリケーション機能が強化され、さまざまなウォッチフェイスをデザインできるようになります。
そしてその作ったウォッチフェイスを友人に共有できます。WebサイトやSNSでも配布できるため、個人がデザインしたウォッチフェイスのダウンロードも可能です。
4.イヤホンやヘッドフォンの聴き過ぎを警告
『watchOS 7』ではイヤホンやヘッドフォンを使って音楽を聞いている時間を計測し、WHOが案内する健康を損なう可能性のある量に達すると通知してくれます。
耳の健康を気にする方向けの機能です。
5.サイクリング中のルート案内
『watchOS 7』ではサイクリング中のルート案内や操作を手首から行えるようになります。
6.『Siri』の多言語翻訳に対応
『Siri』の翻訳が11言語に対応しました。その翻訳機能を『Apple Watch』から利用できます。
7.手洗いを検知し、20秒間洗うように誘導
手洗いの動作を検知し、20秒間適切に手を洗うようにカウントダウンが行われます。
手洗い時間が20秒未満だと、「もっと手を洗うように」求められます。
8.ネイティブ機能の追加
カメラのリモートシャッター、スリープモード、ショートカット機能が追加されています。
『watchOS 7』でサポートされる『Apple Watch』シリーズ
- Apple Watch Series 3
- Apple Watch Series 4
- Apple Watch Series 5
『watchOS 7』は2020年秋にリリース予定です。