『Fate/Grand Order(FGO)』で2020年1月22日(水)18:00から開催予定の期間限定イベント「救え! アマゾネス・ドットコム ~CEOクライシス2020~」に際して強化を推奨する星3以下のサーヴァントをまとめて紹介します。
「百重塔」系イベントの概要
「CEOクライシス2020」は、今から約2年前である2018年1月24日(水)〜1月31日(水)に開催された期間限定イベント「節分酒宴絵巻 鬼楽百重塔」のシステム的続編。前作「鬼楽百重塔」の特徴は以下の通りです。
【前作・鬼楽百重塔の特徴】
- 内容が異なる200クエストの攻略が課題。
- サポートサーヴァントを借りられない。
- クエストに勝利したサーヴァントは疲労状態(4時間出撃不能)になる。
- 疲労状態のサーヴァントを「温泉」に入浴させると回復速度がアップする(同時入浴上限:5騎)。
つまり標準的なイベントとは異なり、特定のサーヴァントや編成のみに頼ってクエストを周回する方法では攻略できず、多様なサーヴァントを鍛えているプレイヤーほど明確に有利になるということです。
なお前作はたった4時間で疲労が回復する仕様だったので、日常生活の合間に解決されてしまう場合がしばしば。保有戦力が一定以上なら「鍛えてあるサーヴァントを使いきる→日常生活を4時間以上送る→再びイベントをプレイする……」というルーティーンで、温泉を使わずとも攻略できました(開催期間中に充分な可処分時間があれば、ですが……)。
▼ただし前作には、1週間しかない開催期間や「塔は『2本』あったッ!」というまさかの展開などの難点がありました。今作や、前作の復刻版ではやさしくなりますように……。
星3以下サーヴァントの有用性について
サーヴァント性能は編成コストが高いほど強力になりますが、星3以下のサーヴァントにも以下のような優位性があります。
■パーティに加えやすい
現状の『FGO』では、マスターレベルが最大値でも、すべての編成枠を星5のサーヴァントと概念礼装で埋めることはできません。
星3以下のサーヴァントを拡充することによって、編成の自由度は大幅に高まります。
■強化時の消費リソースが少ない
レアリティが低いサーヴァントほど、霊基再臨やスキルレベル強化などに必要なリソース(経験値、強化素材、QPなど)が少なくなっています。
は保有戦力が豊富なほど有利になる「百重塔」イベントでは、低コストで実用化できる星3以下サーヴァントが通常以上に有用になります。
■独自の役割を果たせる場合がある
自身あるいは味方を任意のターンに強制退場させることができる星1アーチャー「アーラシュ」や星2キャスター「陳宮」、1つのスキルでスター50個を即時獲得できる星1キャスター「ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト」など、星3以下のサーヴァントには、星4以上のサーヴァントでは不可能な役割を果たせるものが複数存在します。
対照的に、有用性が極端に乏しいものも残念ながらわずかに存在しますが、星3以下でも多くのサーヴァントは実用的な性能を有しています。
本記事では数多の星3以下サーヴァントの中から、クラスの枠を超えて有用なものと、同クラスにおいて特に有用なものを厳選して紹介します。
目次と選出基準
■目次
クラスの枠を超えて有用 | |||||
---|---|---|---|---|---|
同クラスにおいて特に有用 | |||||
---|---|---|---|---|---|
■本記事におけるサーヴァント選出基準
星3以下のサーヴァントは比較的少ないリソースで鍛えられるとはいえ、必要リソースを集めるためには相応の時間と労力が必要なことは事実です。
本記事では「CEOクライシス2020」があくまでも期間限定イベントであることを考慮して、イベント終了後も鍛えたことを後悔しづらいであろう、末長い活躍に期待できるサーヴァントを厳選しています。
なおサーヴァント選出や個別評価はあくまでも担当ライターの価値観とゲーム解釈に基づいており、紹介しなかった各サーヴァントの有用性を否定する意図はありません。また紹介しなかったサーヴァントも、今後の強化実装によって性能が激変する可能性があります。
そもそも『FGO』は対人戦要素が実質的には存在しないゲームなので、個人的には、キャラクターへの愛着を優先するプレイを推奨します。
クラスの枠を超えて有用
ゲーム全体において代替が困難または不可能な機能を有していたり、汎用性が非常に高いものを、クラス順に紹介します。
『FGO』はクラス相性によるダメージ補整の影響が大きいゲームなので、クラスの枠を超えて活躍できる汎用的なサーヴァントは特に有用です。
なお本項目には、高難易度クエストでの活躍に期待できるものが多く含まれてもいます。ノーコンティニュークリアを目標とする方にとっては特に参考になるでしょう。
■星1セイバー「イアソン」
- 高速周回適性:中
- 高難易度適性:高
星3以下では2騎目となる全体攻撃宝具セイバー。
先発の星3セイバー「フェルグス・マック・ロイ」と比べるとATKがコスト相応に低いので、攻撃性能は明確に劣りますが、スキル効果が豊富なので役割の多様性においては優位です。
象徴的な第3スキル「友と征く遥かなる旅路 B++」は、味方全体に攻撃力アップを付与する「カリスマ」の亜種スキル。〔アルゴー号ゆかりの者〕に該当する味方には追加効果としてNP20%とクリティカル威力アップとスター発生率アップも付与します。
ほかのスキルも総じて優秀で、任意の味方に対してHP回復、弱体解除、回避付与、スター集中度アップが可能。攻防いずれにおいても活躍できます。
攻撃担当としては難点になりがちな星1というレアリティも、支援要員としての運用時には低コストという利点に転じます。〔アルター号ゆかりの者〕との同時運用にこだわらなくても優秀なので、保有戦力にかかわらず鍛えておくことを推奨します。
■星3アーチャー「エウリュアレ」
- 高速周回適性:中
- 高難易度適性:高
魅了付与や特攻宝具で〔男性〕を圧倒できる強力サーヴァント。敵が弱ければワンサイドゲームになることもしばしば。攻撃有利クラスであるセイバーやバーサーカーはもちろん、有利クラスを用意しづらい各種エクストラクラスとの戦いでも、敵が〔男性〕でさえあれば有力な選択肢になります。
あまりにも強すぎるためか、近来の高難易度クエストでは〔男性〕セイバーに何らかの対策効果が付与されている場合が多いですが、それでもなお優秀です。
■星3アーチャー「ダビデ」
- 高速周回適性:低
- 高難易度適性:高
スキルで味方全体に回避(1回)を付与できることが最大の特徴。全体攻撃を防ぐ必要があるクエストでは敵クラスを問わず活躍します。
Artsが通常攻撃の3枚を占めているので長期戦で扱いやすく、宝具のスキル封印付与も有用。サービス1年目の実装サーヴァントでありながらスキルや宝具がいまだに強化されていないことにも納得できる、非常に優秀なサーヴァントです。
■星1アーチャー「アーラシュ」
- 高速周回適性:高
- 高難易度適性:中
「有用な低レアリティサーヴァント」の代表格であり、高速周回の代名詞的存在。
最大の特徴は、自身の強制退場を代償とする高威力の全体攻撃宝具。退場後に後続サーヴァントが登場する仕様を利用した擬似的な交代(オーダーチェンジ)で、戦術の自由度を劇的に高められます。
第3スキルの即時NP増加は最大効果値30%。高速周回で非常に有用なスキルなので、伝承結晶の有力使用候補となるでしょう。
■星2ランサー「レオニダス一世」
- 高速周回適性:低
- 高難易度適性:高
スキルと宝具で自身にターゲット集中を付与できる囮系サーヴァント。Buster性能アップやスター獲得といった攻撃支援も可能。
スキルによるターゲット集中の効果時間が1ターンのみなので、即席的な囮としての扱いやすさは星2ライダー「ゲオルギウス」に劣るものの、スター集中度の低さや攻撃支援機能の有無などで差別化されています。最終的には2騎を揃えて鍛えましょう。
■星3ライダー「アレキサンダー」
- 高速周回適性:中
- 高難易度適性:高
第2スキル強化後に、敵単体への強化解除が追加。強化解除スキルは星3以下では貴重なので、高難易度クエスト攻略に貢献する可能性があります。第2スキルに元来から備わっている魅了付与効果も、対象の性別を問わないのでさまざまなクエストで活用できます。
味方全体への攻撃力アップ(3T)とQuick性能アップ(3T)、宝具によるスター獲得といった攻撃支援機能もあるので、NP供給さえあれば高速周回でも有用。周回においては、BATTLE 2で敵を処理しつつ、BATTLE 3で使うスターを確保する中継的な役割に適しています。
おもな難点は、NP獲得性能やスター発生性能が平凡なこと。加えて、支援要員的運用においてはクラス起因の高いスター集中度が問題になる場合があります。
■星2ライダー「ゲオルギウス」
- 高速周回適性:低
- 高難易度適性:高
効果時間が3ターンのターゲット集中スキルをレベル1の段階で使える破格の囮系サーヴァント。ゲームの攻略難度を大きく変える存在です。
宝具で敵に〔竜〕特性を付与できるので、星5セイバー「シグルド」や星4セイバー「ジークフリート」などの〔竜〕特攻サーヴァントとの併用でも活躍します。
■星1ライダー「バーソロミュー・ロバーツ」
- 高速周回適性:中
- 高難易度適性:中
すべてのスキルで味方の攻撃を支援できるサーヴァント。戦術を劇的に変えることは少ないかもしれませんが、シンプルかつ低コストなので運用しやすいことが特徴です。
ライダーはスター集中度が非常に高いクラスですが、バーソロミューにはスター集中度ダウンスキルがあり、味方のクリティカル戦術を妨げづらくなっています。
■星3キャスター「メディア」
- 高速周回適性:中
- 高難易度適性:高
弱体解除スキルと強化解除宝具を兼備しており、高難易度クエストのギミック攻略でしばしば活躍。
スキルレベル4で効果値が100%を超える即時NP増加スキルもあるので、任意のタイミングで強化解除をおこないやすいことも特徴です。
ただし宝具攻撃の基礎威力が全体攻撃級であることには要注意。キャスターにはめずらしい単体攻撃宝具サーヴァントではありますが、あくまでもおもな役割は支援・妨害です。
■星3キャスター「メフィストフェレス」
- 高速周回適性:中
- 高難易度適性:高
敵単体に強化無効(3回)を付与できる極めてめずらしいスキルを有するサーヴァント。
近来の高難易度クエストでは解除や無効化ができない特殊ギミックが標準化しているので「メフィストフェレスがいれば楽勝」とはなりませんが、無効化できるギミックにも危険なものは依然多いので、活躍の機会はしばしばあります。
強化無効付与スキル以外の性能は総じて古めかしいのですが、汎用的ではあるので最低限の働きは果たすでしょう。
■星3キャスター「ヴァン・ホーエンハイム・パラケルスス」
- 高速周回適性:高
- 高難易度適性:高
強化後の第3スキルで味方に付与できるNP獲得量アップが極めて優秀。高速周回から高難易度クエストまでさまざまな状況で活躍可能で、特に宝具連発編成では重要な役割を果たす場合があります。
即時NP増加スキル(最大80%)と全体攻撃宝具を兼備していることも大きな特徴なのですが、宝具攻撃の基礎威力が通常のサーヴァントよりも低いので過信は禁物です。
■星3キャスター「アヴィケブロン」
- 高速周回適性:高
- 高難易度適性:高
自身の退場時に味方全体に無敵(3T・2〜3回)を付与しHPを回復する特殊なスキルが高難易度クエストで有用。星2キャスター「陳宮」や星5概念礼装「ぐだぐだ看板娘」などでターゲット集中を付与すれば、意図的に退場させることも容易です。
即時NP増加スキル(最大79%)と全体攻撃宝具を兼備しているので、周回要員としても運用できます。性質が似ている星3キャスター「ヴァン・ホーエンハイム・パラケルスス」と比べると宝具攻撃の基礎威力では優位ですが、味方全体の与ダメージ量やNP獲得量を増やす機能が少なく、宝具コマンドカードも異なるので、状況に応じて使いわけましょう。
■星3キャスター「アスクレピオス」
- 高速周回適性:中
- 高難易度適性:高
支援・妨害に特化しており、長期戦を得意とするサーヴァント。高難易度クエストでの有用性は破格で、実装以後は「星3以下縛り」の攻略が劇的に容易になったほどです。
自身の攻撃性能は極めて低いですが、最大効果値20%の全体NP付与スキルを有するので、高速周回でも一定の活躍が可能です。
最大の難点は、ストーリー召喚限定ゆえに加入や宝具レベル強化の難度が高いこと。ストーリー召喚では1枚排出される確率すら低いので、未加入プレイヤーはピックアップの機会を待ちましょう。
ちなみに本サイトでしばしばおこなっている高難易度クエストの“無課金編成”攻略では、ストーリー召喚限定サーヴァント(メインレコードクリア報酬を除く)の使用を禁じているので、残念ながら「アスクレピオス」は使えないのです。メインレコード第2部も、第1部のようにクリア報酬として星3サーヴァントが1騎加入する仕様だったらうれしかったのですけどね……。
■星2キャスター「ハンス・クリスチャン・アンデルセン」
- 高速周回適性:中
- 高難易度適性:高
味方の支援に特化しているサーヴァント。高レアリティサーヴァントと比べるとHPが低いので退場しやすいですが、宝具やスキルが総じて優秀なので、使い捨てのつもりで運用しても充分有用です。
強化後の第3スキルは味方単体に毎ターンスター獲得状態(最大15個・3T)と毎ターンNP獲得状態(最大10%・3T)を付与する破格の効果。スキルレベルを10にするとCTが5になることも考慮すると、伝承結晶使用の有力候補になりえます。
ただし、スキルレベルが低いと世評ほどの強さを感じづらいかもしれません。「術の輝石」と「術の魔石」だけで実現できるレベル4か、CTが1短くなるスキルレベル6まで強化して、真価の片鱗を感じましょう。
■星2キャスター「ウィリアム・シェイクスピア」
- 高速周回適性:高
- 高難易度適性:低
任意の味方のNPを20%増やすスキルと全体攻撃宝具を兼備する、高速周回で有用なサーヴァント。味方全体に強力なBuster性能アップを付与するスキルも優秀です。
現在は星2キャスター「陳宮」が強力な競合となっていますが、Buster性能アップの対象が味方全体であることや、NP付与量が20%であることによって独自性はいまだ健在。2騎を併用する選択肢もあるので、余裕があれば鍛えておくとよいでしょう。
■星2キャスター「陳宮」
- 高速周回適性:高
- 高難易度適性:高
2019年に実装された破格の星2サーヴァント。
もっとも特徴的な機能は、フィールド先頭の味方を生贄(強制退場)とすることで放たれる高威力の全体攻撃宝具。編成順を工夫すれば味方を計画的に退場させられるので、通常では不可能な戦術が実現します。星1アーチャー「アーラシュ」の自由度を知っているなら、有用性は想像に難くないでしょう。
加えて任意の味方へのターゲット集中付与、味方全体へのNP付与、味方単体への強力な攻撃強化付与なども可能で、攻防いずれにおいても非常に優秀な支援サーヴァントです。
生贄が前提の運用には知識や工夫を要求されることや、HPやATKがあくまでも星2相当であることが難点ですが、宝具やスキルはすべて良質で、果たせる役割が非常に豊富。低レアリティサーヴァントの理想のような性能であり、現在の『FGO』を語るにあたっては欠かせません。ぜひ鍛えましょう。
■星1キャスター「ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト」
- 高速周回適性:中
- 高難易度適性:中
最大効果値50個の即時スター獲得スキルにより、クリティカル攻撃を確実化できるサーヴァント。2018年頃からはスター獲得系スキルの性能や概念礼装の供給間隔が改善されつつありますが、1回でスターを50個獲得できる効果はいまだに唯一無二なので、役割の独自性は健在です。
味方全体にArts性能アップ(1T)を付与できるスキルも優秀なので、Arts系パーティでは特に有用です。
難点は、攻撃支援系スキルの使用後は役割が極端に少なくなること。「魔術礼装・カルデア戦闘服」の「オーダーチェンジ」によって任意のタイミングで登場させたり、星5概念礼装「ぐだぐだ看板娘」といったターゲット集中付与効果で早期退場させる運用も検討しましょう。
■星3アサシン「風魔小太郎」
- 高速周回適性:中
- 高難易度適性:高
豊富な支援・妨害機能により高難易度クエストで活躍。強化後の第3スキルは敵全体に強化無効(1回)を付与できる異質の性能です。
全レアリティにおいてめずらしい全体攻撃宝具アサシンでもあり、Quickの全体攻撃によるスター供給もできるので、保有戦力が少ないプレイヤーにとっては特に頼もしい存在になるでしょう。
■星3バーサーカー「呂布奉先」
- 高速周回適性:中
- 高難易度適性:中
スター集中度アップスキルによりクリティカル戦術を実現しやすいバーサーカー。防御力無視の単体攻撃宝具も有しており、高難易度クエストのギミック対応も可能。
初期実装サーヴァントかつスキルと宝具が未強化なので古めかしい性能であることは否定できませんが、フレンドポイント召喚から出現するバーサーカーとしては最高級の攻撃性能なので、完全有利クラスを用意しづらい対エクストラクラス戦ではしばしば選択肢になるでしょう。
おもな難点は、NPやスターを獲得しづらいこととバーサーカー特有の脆弱性。ただしいずれも星5キャスター「マーリン」で補えるので、編成段階で悩む要素は多くないはずです。バーサーカーは被攻撃時のNP獲得量が多いので、無敵や防御力アップなどでダメージを軽減しつつあえて攻撃を受ける戦術も有効でしょう。
■星1バーサーカー「スパルタクス」
- 高速周回適性:高
- 高難易度適性:中
即時NP増加スキル(最大30%)と全体攻撃宝具を兼備するバーサーカー。星1アーチャー「アーラシュ」と同様に、即時NP増加スキルは伝承結晶の有力使用候補となるでしょう。
低コストゆえにATKが低いですが、宝具攻撃が防御力無視なので、周回のみならず高難易度クエストでも活躍の可能性があります。
同クラスにおいて特に有用
クラス相性を問わないほどの汎用性はないものの、同クラス全体において優秀で、戦力充実後も選択肢になりやすいサーヴァントを厳選しています。
■星3セイバー「ベディヴィエール」
- 高速周回適性:高
- 高難易度適性:中
即時NP増加スキル(30%)を有する単体攻撃宝具セイバー。ほかのスキルも含めてスキルレベル強化があまり重要ではないので、安上がりに運用できます。
ストーリー召喚限定なので宝具レベル強化が困難ですが、複数の攻撃強化効果によって充分な威力を実現できますし、星5キャスター「マーリン」との相性がよいので、宝具レベル1でも有用です。
■星3アーチャー「ロビンフッド」
- 高速周回適性:中
- 高難易度適性:中
スキルによる〔毒〕付与さえ成功すれば、宝具の〔毒〕特攻によってあらゆる敵に大ダメージを実現。スキルも総じて汎用的で扱いやすいサーヴァントです。
ただし、完全有利クラスのランサーは基本的に弱体耐性クラススキル「対魔力」を有するので、運用時は〔毒〕付与が失敗する可能性を考慮しましょう。
同じく特攻宝具を有する星3アーチャー「エウリュアレ」と比べると、有利クラス以外の敵を圧倒できる機能が乏しく、特攻有効化のための〔毒〕付与が失敗すると役割が少なくなってしまうので、今回は「クラスの枠を超えて有用」とは判定しませんでした。
■星3アーチャー「ウィリアム・テル」
- 高速周回適性:中
- 高難易度適性:高
〔回避状態(解除不能な状態を除く)〕特攻という特殊な宝具が特徴的なサーヴァント。宝具使用時に必中が付与されるので、回避スキルを用いる敵に対して非常に有利です。
スキルはすべてクリティカル戦術に有用な効果があり、併用すれば容易に大ダメージやNP大量獲得が実現。さらにスキル封印や弱体無効によるギミック対応も可能なので、さまざまなクエストにおける活躍に期待できます。
おもな難点は、第1スキルのスキル封印成功率とスター獲得量がともにスキルレベル依存であること。信頼性を高めるためには相応に鍛える必要があります。まずはCTが1短縮されるレベル6を目標として、採用頻度が高いならさらに強化を進めましょう。
■星2アーチャー「パリス」
- 高速周回適性:中
- 高難易度適性:高
初期状態から強化解除スキルを使える稀有なサーヴァント。宝具に無敵貫通効果があるので、解除不可の無敵ギミックに対応できることも特徴です。
強化解除スキルを有する星3ライダー「アレキサンダー」と同じ「クラス相性にかかわらず有用」と判定しなかったおもな理由は、ほかの味方に影響する機能が少ないことと、ほとんどの周回で全体攻撃が最適解となる現環境では採用頻度が高くなりづらいこと。また、強化解除に加えて弱体解除やNP獲得量アップ付与もできる星3キャスター「メディア」が競合として非常に有力であることも考慮しました。ただしクエスト内容によっては、有利クラスが出現しなくても選択肢になる場合もあるでしょう。
宝具やスキルがいずれも優秀なので、完全有利クラスであるセイバーとの戦いでは存分に活躍できるはずです。高難易度クエストのギミックは複雑なものが多いので、長期的に考えれば、強化解除ができるサーヴァントを複数用意しても無駄にはならないでしょう。
■星3ランサー「クー・フーリン」
- 高速周回適性:低
- 高難易度適性:高
回避(3回)やガッツ(1回・5T)などの継戦機能が豊富で、星3以下のサーヴァントとしては抜群に頑丈です。
『FGO』には「最後に残った(すべての)味方のガッツが(同時に)発動すると敵行動が強制終了する」という仕様があるので、しんがりとしての運用に適しています。
継戦機能以外はおよそ平凡であることや、近来は星5ルーラー「始皇帝」のような継戦を得意とする強力サーヴァントが増えていることを考慮して「同クラスにおいて特に有用」と判定しましたが、保有戦力がまだ少ないプレイヤーにとっては非常に頼もしい存在となるでしょう。「クラス相性にかかわらず有用」とするか最後まで悩んだ程度には優秀です。
■星3ランサー「クー・フーリン〔プロトタイプ〕」
- 高速周回適性:中
- 高難易度適性:中
レアリティとクラスが同じ「クー・フーリン」と似て非なる、攻撃的性能が特徴のサーヴァント。
第3スキル強化後はスター集中度アップ(3T)が追加されるので、第1スキルのクリティカル威力アップ(3T)と併用しつつ外部からスターを供給すれば、比較的容易にクリティカル戦術を実現できます。
スキルによる〔猛獣〕特攻の対象となる非サーヴァントエネミーはフリークエストでしばしば出現。年間数回開催されるハンティングクエストでの有用性に期待できるサーヴァントでもあります。
コマンドカード性能が初期実装サーヴァントらしく平凡という難点も「クー・フーリン」と似ているので、NPやスターを供給できる味方や概念礼装などと併用すると扱いやすくなります。
■星3ランサー「ロムルス」
- 高速周回適性:中
- 高難易度適性:中
第1スキル強化後は即時NP増加(一律20%)が追加され、全体攻撃宝具による周回が容易になります。
HP回復スキルを2つ有しているので、外部からの支援でチャージ攻撃さえ対策できれば継戦は容易。加えて、味方へ攻撃強化やガッツを付与することもできる汎用的なサーヴァントです。
与ダメージ量に大きく影響する第2スキルの一部効果がランダム仕様であることや、高難易度クエストの特殊ギミックに対する最適解にはなりづらいことなどが難点ですが、基本的であるがゆえの扱いやすさはやはり魅力的。
初期実装サーヴァントでありながら宝具と2つのスキルが未強化であることや、ローマ関連英霊の大きな展開がサービス初期から示唆され続けていることから、今後の再強化には充分期待できるでしょう。
■星3ランサー「ジャガーマン」
- 高速周回適性:中
- 高難易度適性:中
Busterによるクリティカル戦術を得意とする単体攻撃宝具ランサー。星3以下のランサーとしては抜群に攻撃的で、星5キャスター「マーリン」との相性がよいので、アーチャークラスの難敵との戦いで有用です。
同じくクリティカル戦術を得意とする星3ランサー「クー・フーリン〔プロトタイプ〕」とのおもな差異は、宝具がBusterであることと、即時スター獲得スキルを有すること。
難点は、ストーリー召喚限定なので宝具レベル強化が難しいこと。加えて長期戦では、攻防において重要な第1スキルのCTが長いことも問題になります。
■星3ライダー「牛若丸」
- 高速周回適性:中
- 高難易度適性:中
星3以下にはめずらしい単体攻撃宝具ライダー。宝具やスキルの性能が総じて無難で扱いやすく、宝具レベル強化が容易なので、戦力充実後も選択肢になりやすいサーヴァントです。初期実装サーヴァントらしくコマンドカード性能が平凡ですが、おもな用途は単独の敵に単体攻撃宝具やクリティカル戦術で大ダメージを与えて対応することなので、多くの場合には、味方からの支援を1騎に集中させるシンプルな運用によっておのずと解決されます。
■星3ライダー「レジスタンスのライダー(クリストファー・コロンブス)」
- 高速周回適性:高
- 高難易度適性:中
即時NP増加スキル(最大30%)と全体攻撃宝具、さらに3種類の攻撃強化スキルによる速攻戦術が可能なサーヴァント。ストーリー召喚限定なので宝具レベル強化が困難ですが、充分に鍛えることさえできれば頼れる戦力になります。
宝具強化後はクリティカル発生率ダウン(3T)の効果値が強化され、高難易度クエスト適性が高まります。即時スター獲得スキル、クラス起因の高いスター集中度、優秀なコマンドカードが合わさってNP獲得が得意なので、宝具を複数回使って延々と妨害する運用も検討するとよいでしょう。
■星3ライダー「赤兎馬」
- 高速周回適性:中
- 高難易度適性:中
防御力無視やスキル封印といった高難易度クエストで有用な機能があり、クリティカル戦術が得意。後発サーヴァントらしく実戦的かつ優秀です。
宝具やスキルのいくつかの効果が非確定であることは難点ですが、失敗しても充分な活躍を果たせるので、多くの場合にはあまり深刻な問題にならないでしょう。ストーリー召喚限定ゆえに宝具レベル強化が難しいことのほうが、多くのプレイヤーを悩ませるのではないかと思います。
■星3アサシン「百貌のハサン」
- 高速周回適性:低
- 高難易度適性:高
アサシンの完全有利クラスであるライダーはクリティカル戦術を得意とするので、宝具効果のクリティカル発生率ダウンが非常に有用です。
宝具を含む3枚のArtsによるチェインボーナスやNP獲得量アップスキルにより比較的宝具を使いやすく、回避やHP回復も可能なので、高難易度クエストの中長期戦に適しています。
おもな難点は、スキルの攻撃強化効果が非確定であることや、HP回復スキルのデメリットとして自身の強化状態が解除されること。あらかじめ性能を把握しておかなければ活用が難しいサーヴァントではありますが、使いこなせれば頼もしい存在になるでしょう。
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