発売が近いと噂されている新型「iPad Pro」シリーズについて、テック系メディア「Macworld」がこれまでのリークや最新の噂をまとめて解説しています。
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今秋登場、新型iPad Proの変化3つ
新型「iPad Pro」シリーズは、11インチと12.9インチの2モデルが登場すると予測されています。なお、現行では12.9インチモデルにのみLiquid RetinaXDRディスプレイが搭載されていますが、引き続きこの機能は大型のモデルに限定される見込みです。
◇ 【1】Apple最新チップ「M2」を搭載
Appleは前モデルで、iPad Proに初めてMac向けチップ「M1」を搭載しました。現在ではiPad Airも同じM1チップを搭載していますが、新型iPad Proではさらに強力なM2チップが搭載されると予測されています。
「Macworld」は、AppleがMacBook Airと13インチMacBook Pro向けにM2プロセッサを発表した今、この新しいチップがiPad Proに登場するのはほぼ間違いないと指摘しています。なお、M2チップはM1チップに比べ、約20%性能が向上しています。
◇ 【2】iPad史上初めてワイヤレス/MagSafe充電に対応
経済紙記者のマーク・ガーマン氏は以前から、新型iPad Proは現在のアルミニウム製ではなく、ガラス製の背面を採用すると報じています。これは、iPadシリーズで初めてワイヤレス充電とMagSafe充電を可能にするためです。
iPadは重量があり壊れやすいため、Appleは、背面全てではなくAppleのロゴのみをガラスにすることを検討しているという噂もあります。また、ワイヤレス充電への対応により、イヤホンやiPhoneなどを充電できる逆ワイヤレス充電にも対応するのではないかとも噂されています。
◇ 【3】新色「ミッドナイト」「スターライト」などが登場する可能性あり
Appleは最近、カラーバリエーションの少なかったMacシリーズにも新しい色合いをいくつか登場させています。この豊富なカラーバリエーションは、iPad Proにも適用されるかもしれません。
3DデザイナーのBasic Apple Guy氏は、ミッドナイトのiPad Proのコンセプトデザインを公開しました。
A M2-based iPad Pro in Midnight.